仲がいいほど盛り上がる!ごきぶりポーカーをやってみたら読み合いが止まらず寝不足に!?
みなさんこんにちは!
旅行大好き会社員のゆうやです!
今回は私が友人と旅行に行った際、ホテルでやって楽しかったボードゲームをご紹介します!
その名も‥‥
ごきぶりポーカー
この記事では、このいかにも性格の悪そうなゴキブリがパッケージを飾っているごきぶりポーカーのゲーム内容と、どんな場面で向いているかについて紹介していきます!
ごきぶりポーカーってどんなゲーム?
女性からしたらちょっと手が出しづらそうな名前ですが、内容は本当に秀逸。
ポーカーと付いていますが、トランプのポーカーとはルールが全く違うためポーカーをしたことがない方でも十分楽しめます。
箱を開けると中には、ゴキブリを含む8種類の嫌われがちな生き物が描かれたカードが、8枚ずつ入っています。ごきぶりポーカーは、この計64枚のカードを使って遊ぶボードゲームになります。
ゲーム性としては、一人が敗北条件を満たした時点で終了になるので、一位を目指すというよりは誰かを負けさせるゲームとなっています。
ルール説明
ここからはごきぶりポーカーのルール説明をしていきます。
1.参加者全員に全てのカードを均等に分配する。
まず準備として、最初に参加者全員にカード均等に分配します。
2.カードを押しつける
最初のプレイヤーは、「これは〇〇です」と生き物の名前を宣言しながら手札を一枚裏向きにして、他のプレイヤーの前に押しつけます。
この際、カードを押しつけるプレイヤーは嘘をついても大丈夫です。
この宣言が、ごきぶりポーカーで一番のミソになってきます。
3.「真実か嘘かを宣言」or「押しつける」
カードを置かれたプレイヤーは、
①置いたプレイヤーの宣言が真実か嘘かを見抜く
②置かれたカードを他のプレイヤーに押しつける
上記二つのうちどちらかを選択できます。
①の場合
押し付けられたプレイヤーは「これは〇〇です!」か「これは〇〇じゃないです!」と宣言します。
実際に見抜けた場合は、カードを押し付けたプレイヤーの場にそのカードを並べます。見抜けなかった場合は、カードを置かれプレイヤーの場に並べます。
上の写真の場合、
カードがゴキブリだった場合はプレイヤーBの前に
カードがゴキブリ以外だった場合はプレイヤーAの前に
表向きでカードを置きます。
②の場合
カードを押し付けられたプレイヤーは、そのカードをこっそり確認した後、違うプレイヤーに押しつけることが出来ます。その際、手順2のように「これは〇〇でした」と宣言して押し付けます。
この際、最初にプレイヤーAが宣言した生き物と違っても大丈夫です。
その後プレイヤーCが、先ほどと同じく①か②の選択をします。
これを繰り返して、誰か①を選択するまで手順3続けます。この際、カードの内容を知っている人に対して②の選択はできません。
手順3で誰かが①を選択し、場のカードが表向きになった場合、そのカードを前に置かれたプレイヤーが次のカードを手札から裏向きにして誰かに押し付けます。
そのは後は手順2と3を繰り返していきます。
ゲームの終了
ゲームの勝敗をつける方法は大きく分けて2種類あり、誰か一人の負けが決まった時点でゲームは終了になります。
①手札が0枚で自分のターンになる。
②自分の場に同じカードが4枚揃う
①の場合
そのままの意味ですが、手札がない状態で自分のターンが回ってきた場合は、相手に押しつけるカードがないため負けとなります。
②の場合
写真のように、自分の場に同じ種類のカードが4枚溜まってしまうと負けになります。
また追加ルールとして、写真のように8種類全てのカードが自分の場に溜まった場合も負けというルールもあります
このルールは人数が多いとあまり影響はないですが、少なめでやる際は攻め方のバリエーションが増えるので積極的に追加することをオススメします。
レビュー
実際にごきぶりポーカーをやってみて思ったことをいくつかお伝えしていきたいと思います。
シンプルなのに奥が深い!
実際にゲームを始めてみると、ルール自体はとてもシンプルでした。ただ、プレイヤーの行動一つ一つで勝敗が大きく変わったり、良くも悪くも自分が想像していたシナリオとは違う形でゲームの流れに大きな影響を与えたりします。
例えるなら、漫画やアニメで何十話も前の伏線が忘れた頃に綺麗に回収されるあの感じです。
終盤になるにつれて、「ここにきてこいつめっちゃ邪魔w」みたいな場面がたくさん出てきて楽しいです。
人数は3〜4人がベスト
商品としては推奨人数が2〜6人となっていますが、個人的には3〜4人ぐらいがベストじゃないかと思います。その理由は二つあります。
①集中狙いが起こる
ゲームの性質上、一人の負けが決まった時点でゲームは終了するので「負けそうな人」が出てきた中盤からは集中狙いが発生します。ただ集中狙いは、された側の読み次第で必ずしも勝てないというわけではないですし、人数が増えたところで発生するので個人的にはしょうがないと感じました。
しかし問題なのが、人数が多い場合に集中狙いが発生すると、どうしてもゲームへの干渉機会が減るプレイヤーが出てきます。この問題の方が、個人的には深刻かなと思います。
ただ4人程度であれば、「攻めていたはずが気づけば自分の場にカードが溜まっている」ということも発生するので、全員で楽しむことができました。
②ゲームが長くなる
単純に人数が多いと、違うプレイヤーに押しつけられる試行回数が増えるため、かけひきの時間も長くなります。
また①で挙げたような集中狙いが発生する中盤までいけばいいですが、シンプルに場のカードが分散されてしまうため敗北条件のカードを揃えるのが難しくなります。そうなると必然的にゲームの時間も長くなってしまいます。
仲のいい相手ほど楽しい
言ってしまえばごきぶりポーカーは騙し合いなので、やはり嘘をついても笑い合える関係性の相手とやる方が楽しいです。
ただ騙し合いの中でも、特にこのゲームは人の性格が現れると思います。例えば、頭のいい人はいかに相手が悩む宣言で押し付けるかとか、ロマンを求める人であればリスクを背負ってこの嘘を通したらカッコイイとか考えたりします。
逆にいうと、「こいつの性格上ここで本当のことは絶対言わない!」みたいな読み合いにも発展するので、相手を知っているとより楽しむことができます。
まとめ
以上、ゴキブリポーカーについてお伝えしてきました。
文字で読むと、少しルールがややこしく感じるかもしれませんが実際にやりながらだと意外とすぐに理解できます。
ぜひ旅行などで友人と集まる際は、ごきぶりポーカーで盛り上がってみてください!
それではまた別の記事でお会いしましょう!
バイバーイ!